模型製作報告日誌
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2011.03.10
劇場版マクロスFの後編「サヨナラノツバサ」が公開されました。

なにかと物議を醸している結末ですが、TV版のラストに比べれば、一応の決着がついている分、こちらの方が良いといえば良いのですが、これはまたTV版とは別の意味でモヤモヤする感じの結末ですね…。

さて、その劇場版後編で話題になっているが、後半で突如として登場する「マクロスプラス」の主人公イサム・ダイソン。
たった一瞬だけの登場でしたが、非常にインパクトがありました。
小説版にはYF-24のテストパイロットとして既に登場していたり、モデルグラフィックス誌の文献設定では一時期フロンティア船団にも在籍し新統合軍の教導隊の設立に携わったとも語られていましたが、満を持してアニメ本編にも登場です(本人の顔は出てきませんが)。
今回はフロンティア船団のSMSに救援として駆けつける他の管轄のSMS所属といった役どころみたいですね。

登場しているバルキリーは「マクロスプラス」当時のYF-19のパターンに酷似したカラーリングにSMSのマークが描かれたVF-19系列のいずれかの機体で、どういうわけだかVF-25のスーパーパックらしきものを装着していた模様。ホントの一瞬だったので誰もがそれ以上の詳細を掴みきれていないようですが、これは後々関連誌等での解説待ちといったところでしょうか。小説版でフロンティアのSMSに配備されている事も語られているYF-19とほぼ同型の「VF-19A」か、あるいは電撃ホビーマガジンの連載に登場したVF-19E(バサラのVF-19改の下地になったとされるモデル)のフロンティア製モンキーモデル「VF-19EF」ではないかと様々な憶測が飛んでいます。

ネットで拾った画像なんですけど、だいたいこんな感じ。
350790.jpg
これ、バトロイドに変形するとどうなるんでしょうね…。

TV版でもクラン大尉がゼントランサイズ化して生身で同じスーパーパックを装着してましたけど、ゼントラーディ人が身につけて問題ないなら別のバルキリーに装着しても問題ないとか…そういったもんなのでしょうか。

ちなみにこのスーパーパック装備のクラン大尉、通称「アーマード・クラン」(スーパーパック装備なのに何故かアーマード)はメガハウスからフィギュアが出ています。大きさ的には他の完成品フィギュアぐらいなんですけど、巨人という設定だけに1/72スケールと設定されているみたいです。ゼントラーディ人のフィギュアが商品化される事は少ないながらもこれまでに度々ありましたが、ほんと出るたびにサイズが全然違いますよね。このクラン大尉、先ごろ再販された1/72リガードのコクピットにはちょっと収まりきらないです。以前1/100でゼントラーディ兵を製作しましたが、実はあれぐらいがちょうどピッタリかもしれません。でも、それならそれで逆にバルキリーの方がデカ過ぎて、TV版のマックスのVF-1みたくバルキリーがゼントラの制服を着込むといったコスプレが成立しなくなるんですが。

話をVF-19に戻しますと、劇場版に先駆けて刊行されたムック「ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19エクスカリバー」ではA/C型用のスーパーパックが新たに公開されていました。新たに公開といっても「マクロスプラス」本編後半でイサム機が装備していたFASTパック一式に、VF-11が背負っていた二本のブースターに似た形状の物が新たに加わっただけなんですが、これがなかなか良い感じで、VF-1以降のいわゆるスーパーバルキリー的なシルエットになっています。
このブースターを装着した状態でのバトロイド形態の様子は不明ですが、ジョイントの位置から考えて、やはりVF-1やVF-11のように背中にくる感じで考えられてるんじゃないでしょうか。F/S型専用のパックでは両肩にくる設計になってましたが。

劇場版後編の関連資料としては4/8に角川から「OFFICIAL COMPLETE BOOK 劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~」といったものが出るらしいです。

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テーマ : 模型・プラモデル・フィギュア製作日記

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2011.03.05
押井監督の「番狂わせ 警視庁警備部特殊車輌二課」に先駆け約一年ほど前に刊行された今野敏さんの「夕暴雨―東京湾臨海署安積班」。

TVドラマ「ハンチョウ~神南署安積班~」の原作にあたる警察小説『安積班シリーズ』の一篇ですが、この「夕暴雨」には、なんとパトレイバーシリーズの特車二課が登場します。

ドラマでは新設された渋谷の神南署を舞台としていましたが、小説ではそれ以前に東京湾臨海警察署(通称ベイエリア分署)を舞台としてシリーズがスタート、その後神南署へと引越し、今作で再び新庁舎が建設されたベイエリア分署へと舞台が戻ったという設定。この新庁舎建設に伴い、その別館として南方1kmほどの土地に特車二課棟が設けられたと本編で語られています。

東京都江東区青海2丁目にあるというベイエリア分署。この場所には東京湾岸警察署が2008年より実在しています。テレコムセンターや船の科学館、そして「お台場ガンダム」が立っていた潮風公園からもすぐ近くです。

大きな地図で見る
「番狂わせ」でも『安積班シリーズ』と設定がリンクしている様で、安積やベイエリア分署に言及している下りがあるのですが、そこでは「二課棟から歩いて15分」、「『本土』側の国道沿い」と記されています。そうなると、二課棟があるのは青海3丁目の南端といったところでしょうか。凡そTV版準拠の設定のようですね。現実にはもちろん特車二課は存在しませんが、何年か前は実際すぐ近くにガンダムが立っていたという…。
TV版設定ではおおまかに「13号埋立地(台場)にある」程度の言及だったのですが、ここにきてさらに詳細が絞られてきましたね(ちなみにOVA版では城南島海浜公園の近くと設定されています)。TV版放送当時は確かに周辺に飲食店など何も無い場所だった様ですが、現在はフジテレビ周辺がかなり華やかな様子で、マクドナルド等の飲食店も数多く立ち並んでいます。ただ、この辺りの状況は「番狂わせ」によれば現実と少し違っている様で、劇場版2よりさらに数年ほど経った二課棟周辺の食糧事情は未だに改善がみられず、「埋立地には食堂もファミレスも存在しない」、「最寄のコンビニまで車で片道10分」、「大量の出前を配達してくれるのはやはり上海亭しかない」といった状況にさほど変化はない様です。

「夕暴雨」作中ではちょうど特車二課が創設されて間もない頃とリンクしている様子。まだ世間に広く知られる以前のようで、警察内部でもその実態を知るものはまだ少ないという、秘密のベールに包まれた謎の部隊といった位置づけになっています。「第二小隊の新装備」(=98式AV)は物語当初まだ配備されていません。
この時点で「小隊長含めて一個小隊4人」と書かれているので、TVシリーズ第一話の時点で野明が加入する前よりさらにもう1人少ないですね。もしかして山崎ひろみの存在が忘れられているとか…。
『安積班シリーズ』のハンチョウこと安積(ドラマでは佐々木蔵之介が好演)と交通課の速水(同じくドラマでは細川茂樹)が後藤隊長と同期という設定で、後藤をライバル視する速水は得体の知れない部隊を率いる後藤の事を常に気にしている様子が描かれています。つまり佐々木蔵之介と細川茂樹(ヒビキさん!)が隊長と同期…なかなかに胸熱な展開ではないですか。ちなみに「番狂わせ」の方には須田(ドランクドラゴン塚地)も登場します。

「特車二課が登場する」といっても派手なレイバーアクションを繰り広げる訳ではなく、お台場のビッグサイトで開催される同人誌イベントに予告された爆破事件の周辺に特車二課の存在が微妙に絡んでくるといった感じにすぎません。
ですが、そこは以前にガンダムシリーズの『アドバンス・オブ・ゼータ』の小説パートなども書かれており、しかも世にも珍しい1/220スケール専門のガンプラモデラーでもあるという作者の今野さんの思い入れなんでしょうか、端々に『パトレイバー』への愛情が感じられます。登場人物の興味がずっと特車二課へと注がれている事もあって、野明や遊馬達が直接活躍する事こそないものの、まぎれもなく『パトレイバー』なんですよね。安積班の連中が隣のブロックで警備にあたっている特車二課を見て「あいつら何やってんだ?」と終始観察しているような感じ。『安積班シリーズ』を知らなくても『パトレイバー』ファンならばかなり楽しめるのではないでしょうか(ぶっちゃけ「番狂わせ」よりこちらの方が楽しめるという方も多いかも…)
僕は小説版は今回が初めてだったんですが、ドラマ『ハンチョウ』をずっと観ていたので二倍楽しめました!

ただし、この小説自体はあくまで『安積班シリーズ』なので「レイバーが当たり前のように街を闊歩していて誰もがそれに違和感をおぼえない」という世界観にはなっておらず、作中ではレイバー犯罪に関してもバビロンプロジェクトに関しても特に言及はありません。作中の人物はレイバーの存在すら全く知らず、見た事もないのではないかといった感じで、その辺りは読んでいて多少違和感をおぼえるところではあります。 
時代設定も凡そ2008~2010年辺りを想定しているようで、1998~2002年を舞台とした『パトレイバー』の世界に完全に準拠している訳ではないようです。この辺りは仕方ないといった所でしょうか。
特車二課に配備される「特車」に関しても詳細を知るものは殆どおらず「重機を改造し警察用の装備へと転用した物」とベイエリア署内で噂される程度なのですが、とあるシーンで安積がこの「特車」(98式配備前なので、恐らく96式改辺りではないかと思われます)と対峙する下りがあり、それがなかなか印象的に描かれています。

今回と前回取り上げた小説の他に、コトブキヤのディフォルメシリーズだったりピットロードの1/24レイバー指揮車だったりと、地味~に盛り上がってきてる感じのするパトレイバーですが、これからまた何か展開があるんでしょうかね…

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2011.02.22
押井守監督による書き下ろし小説「番狂わせ 警視庁警備部特殊車輌二課
」が発売されました。

タイトルから分るとおり「機動警察パトレイバー」の特車二課が登場する小説です。
2011年初頭に突如として発売が告知され、ネット上でもすぐさま話題になりました。
久々の「新作パトレイバー」ですからね。
しかも押井監督自らが執筆という事で、否が応にも注目はあつまるというもの。

当初の段階で明らかにされたのは『世界屈指のサッカーチームへのテロ予告に、新レイバー隊員たちは、どう立ち向かうのか』の一文のみ。
新レイバー隊?もしかして今回の主役は野明達ではなく、「劇場版パトレイバー2」に登場した二代目の新人隊員たちが活躍する話なの…?あいつらなんかキャラ薄くなかったっけ…など様々な憶測・邪推が沸立ちました。

間もなくアマゾンにはさらに詳細な内容紹介が掲載されました。
警視庁警備部特殊車輌二課――通称レイバー隊は、二足歩行ロボットで警備を受け持つ、警察きっての特殊な部署であり、“お荷物”部署でもある。そのレイバー隊に、日本で行われるサッカー親善試合でのテロ予告の情報がもたらされた。世界を代表するサッカーチームと、日本の湾岸FCとの試合で、そのテロが行われるというのだ。警察の威信を懸けた、警備体制が発表されるなか、特車二課の後藤田隊長は、レイバー隊の泉野明に、とんでもない特命を下すのだった―― 選手として湾岸FCに潜入すること。昼行灯と言われながらも、警視庁随一の切れ者である後藤田の目論見は何なのか? 迫り来る試合の日。レイバー隊の隊員たちは、テロリストに対し、起死回生の行動に出る! あの“パトレイバー”の外伝が書き下ろしで遂に登場!

文中には「後藤田」や「泉野明」といった文字が。
後藤ではなく後藤田。そもそも後藤喜一隊長の名前のモデルは政治家の後藤田正純氏だというのは有名な話。そして押井監督が今回の「番狂わせ」以前に執筆した「獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE」という小説には後藤田なる後藤隊長そのまんまなキャラクターが登場する事も一部のファンには有名でした。これを機にパトレイバーの方の後藤も後藤田に改訂するつもりなのか?とまたしても邪推。
それにしても「泉野明」に湾岸FCへの潜入を命ずるって、もしかして女子サッカーチームの話なの?もっと引っ掛ったのはその点…。

さて、実際はどうだったのかというと…本編の主人公は「泉野明」という名前でも「いずみ・のあ」ではなく「いずみの・あきら」という男性隊員でした。
後藤田隊長も後藤喜一隊長その人ではなく別人。
その他の特車二課メンバーも香貫子、太田原、御酒屋…とかつてのメンバーと似たような名前だけど別人という設定。
当初は仮面ライダーディケイドにおけるリ・イマジネーション的な手法(基本設定は踏襲しつつも原典とはパラレルワールドの別世界という解釈)かと思いきや、読み進めるとそういった訳でもなく、「劇場版パトレイバー2」あるいはその小説版「TOKYO WAR」の顛末から後の時代という設定。今回登場する「泉野明」たちは三代目の特車二課第二小隊だというわけです。
パトレイバー的に喩えるなら、TVシリーズにおいてアメリカのレイバー隊「CLAT」が登場した外伝的エピソード「CLATよ永遠に」に近いのかも。別人という設定なんだけど、どこか初代第二小隊の面影がある面々。もっとも、CLATの話は夢オチだったんですけどね。

百聞は一見にしかずという事で、実際の内容に関しては敢えてここでは割愛しますが、「パトレイバー」の新作であり、これまで最も後の時代を描いていた「パトレイバー2」よりさらに未来が描かれた(厳密にいえばPC98のゲーム「PATLABOR OPERATION TOKYO BAY」や学研から発売された「レイバー開発全史」はそのさらに後の時代からの視点のようですが)という事で、その辺りで気になった部分を箇条書きにしてみました。極力ネタバレにはならないように。

・舞台は柘植行人の起こしたクーデターから約十数年後
・バビロンプロジェクトもとっくに終わり、メンテが大変なレイバーはお払い箱に。
・特車二課も一気に暇に。現状は第二小隊のみ営業中。
・第一小隊は事実上の解体。
・AV2式は全6両が攻撃を受け破壊されたが、その後も修理を受け2両が稼動状態にある。
・現在の第二小隊は三代目。二代目のお下がりであるAV2式は10年選手。
・稼働率は50%。1号機か2号機どちらかが立っている時はどちらかが寝ている。
・現在は警備の際にデッキアップし威圧感を演出するためだけの道具となっている。
・オーダーメイドのレイバーを10年近く使っているので部品の調達ももはや困難。
・事件も無いので普段からろくに動かす事もない。
・動かすたびにどこかがイカれるので練習もできない。
・一度稼動させると3分を過ぎた辺りからあちこちに不具合が。5分が限界。
・レイバー隊そのものがいつなくなってもおかしくない状態にある。
・そのため機種転換などもありえない。
・柘植逮捕の功績により警察は特車二課に対し大きな借りを作ってしまった。
・そのため二課を潰すに潰せないという事情もある。
・さらに後藤が二課を去る時に謎の「置き土産」を残していったそうで、その効果も大きい様子。詳細は不明。
・後藤以下初代メンバーは全て警察を去っている。二課棟に残ったのはシゲさんのみ。
・上海亭はあいかわらず健在。出前はバイクではなく軽トラで行われている様子。
・その後は後藤の後輩である後藤田が隊長に就任。
・現在の第二小隊メンバー4人はTV版のCLAT隊のように何故かどういうわけだか初代隊員の面影がある。
・一時期結成の噂もあった第三小隊に関して言及なし。AV-5マグナムの導入の話と共に幻と消えたか。
・小説「夕暴雨」で後藤と同期である事が判明した安積(ドラマ「ハンチョウ」の主人公)らも登場。


ちなみに、前述の「レイバー開発史」によればAV2式ヴァリアントは、警視庁の特車二課以外に、各地方に新設されたレイバー隊にも配備されていた事が語られています。「特注品」とはいえ、当初ある程度の数が量産されていた様です。
加えてピースメイカーに搭載されていたニューロンネットワークシステムの改良版を採用していたそうで、新規レイバー隊員はもちろん、普段ろくに訓練を積んでいない三代目第二小隊でも、有事の際「それなりに」動かす事が可能だったのかも。

そもそも今回の小説は今野敏さんが去年出した「夕暴雨―東京湾臨海署安積班」に特車二課が登場した事に押井監督が感激し、そのお返しという事で今度は自分が書いたパトレイバーの小説に「安積班」シリーズのキャラクターを登場させたという経緯みたいですね。
「夕暴雨」の帯には押井監督が、「番狂わせ」の帯には今野さんのコメントがそれぞれ載っています。

次回はその「夕暴雨―東京湾臨海署安積班」がどれほどまでに「パトレイバー」なのかについて。

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2009.12.27
師走でバタバタしてしまい更新が遅くなってしまいました。
完全に更新するする詐欺状態。すみません。

ライデンザク、武器について(後編)です。

前回はバズーカ目当てに1/60のドムを購入したところまで。
今回はそのバズーカを実際にザクに装備させた際の工作と手首の改造に関してです。

JRGB.jpg

小田さんのザクでもジャイアントバズは装備していたんですが、今回は持たせ方を変えてあります。
小田版ではワキに挟む感じで持たせていたんですが、肩に担ぐ形で持たせました。
もともとこの1/60ザクIIのキット自体、バズーカを持たせる前提で可動部が設計されていないので、持たせるとなるとかなり無理が生じてくるんです。

小田版でもそのあたり苦心の跡が見られます。
rb oda
バズーカを水平に寝かせて脇に挟む、いわゆる「オサレ撃ち」みたいな感じで持たせてあるんですよね。

「オサレ撃ち」例
osareuchi.jpg

このあたり、大好きな小田版ザクIIの中で唯一腑に落ちない部分だったので、多少めんどくさい事になろうとも、積極的に改造する方向でいきました。

ガンダムにしろザクやドムにしろ、バズーカ装備の機体は、肘を曲げてバスーカの後部を肩に載せて担ぐ体勢をとるっていうのが、ファーストガンダムのアニメ本編でもイラストなんかでも定番だったんですが、当時のガンプラではどのキットでもそれを再現できなかったんです。今のキットなら当たり前のようにそんなポーズもとらせる事ができますが、できるようになってきたのは初代HGガンダム以降だったかもしれません。

今回作るのは、その「できない」方の旧キット。しかも元々ドム用のものをザクに持たせるわけですから、意外と手間がかかってしまいました。

ドムの手首用に非常に大柄なつくりのグリップ部分を、前後で半分に切り詰め、バズーカの筒部分との接地部分も数ミリ詰めました。尚且つ取り付け位置そのものをかなり前進させて再接着。ジャイアントバズの外観としてギリギリ破綻しないぐらいまで前の方にとりつけてあります。
腕部はリスト部分を傾かせた状態で固定。その他にも各部で細かく「ヒネり」を入れて、なんとかバズーカを担ぐポーズを実現させました。

ジャイアントバズに関しては今回作ってみて初めて気づいたんですが、このライデン用ザクが持っているものは、ドムと全く同じものなのかと思いきや、微妙に違うんですね。照準スコープと砲口付近のセンサー(?)が省略されているんです。そういえば、一説によると06Rが持っているジャイアンドバズは、ドム/リックドムでの採用に先駆けて製作された試作型なんて話もありましたが。
まぁ、小田さんの作例がたまたまそういう仕様だったというだけの話なのかもしれませんが…。実際最近のマスターグレード2.0のキットや箱絵を見るとフツーにスコープもセンサーもついてますからね。でも今回は小田版準拠で省略する方向でいきます。

バズーカを持たせたところで、次は手首に関して。

手首も旧キットを作るうえで悩みどころのひとつです。まぁ、現在も手首は結構ぞんざいな作り物のものがついてるキットが意外と多くて『手首がイマイチならBクラブのハイディテールマニピュレーターを買えばいいじゃない』状態だったりするので、今も昔もそんなに変わらないのかもしれませんが。でも1/60のHDMは売ってない。ならば自家製でなんとかするしかありません。

今回の1/60ザクIIは、実は既に武器をグリップした時に使用している右手首と、左も平手のものが非常に良い造形だったりするんですが、この左の平手はちょっと大きめのつくりなんです。今回は両腕そのものをかなり細く改造しているので、その大きさがさらに際立って違和感が出てしまうため、泣く泣く使用を断念する事に。
(ちなみに小田版では全く違和感無く使用してるんですが)

そこでゲンコツタイプの手首をベースに改造する方針をとりました。
ゲンコツは昔のキットによくある、真ん中に丸い穴があいてるタイプ。
JRtekubi2.jpg
これを接着面で詰めて若干小型化し、穴の周辺をニッパーで切り広げ、エポパテ(タミヤの早硬化タイプ)で裏打ちしたのち、硬化後にやはりエポパテで表面のディテールを作りこんでいきます。
JTtekubi1.jpg
大河原イラストをモチーフにしているので、完全な丸指です。リスト周辺部分の意匠も大河原イラストを参考に、前腕から手首まで、回転部分に相当するスリット以外は大きな段差が無くなめらかに繋がるように。

今回のザクでいちばん気に入っている部分です。
以前製作した1/144ザクでも同じような手法を用いていますが、ザク以外に色々なキットでも応用が利く手法だと思います。
ちなみにゼントラーディ兵の時はキットの手首がベースにも使い物にならない酷い感じだったので、100%エポパテで作っています。まぁ、そんな事もあります。

…さて、以上で各部の形状変更に関してはほぼ完了。
表面仕上げを行った後、いよいよ塗装作業に入っていきます。現在この記事を書いている段階ではまだ表面仕上げ段階です。実はこのザクで懐コン出品を表明しているので、ホントならもう塗装に入ってなきゃヤバい状態なんですが…。

このところ新発売されたギラ・ズールやVガンダム、アストレイなどを使っていくつか思いついたアイデアがあったりもするんですが、今のところそれも御預け状態。ルナダイバーも作りたい…。でもまずはこのザクを完成させなければいけません。

な、なんとかがんばります…。

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2009.12.18
ジョニー・ライデン専用ザク、今回は武器に関して。

そのまえにここまで作業を終えた状態でどう変わったのか、組み上げてみることにしましょう。
(あいかわらず作業場が散らかっててお恥ずかしいですが)

JRZAKU.jpg

このようにまめに組み上げて全体のバランスを見つつ作業を進めていってます。

ストレートに組んだ状態はこんな感じです。キットのボックス側面の見本より。
JRmoto.jpg

工作個所が主に腕部に集中しているのがよくわかると思います。そして足首の加工。ここもやっぱやっといてよかったっす。

そのほかに目に付く変更点。それはやっぱジャイアントバズですね。
ジョニー・ライデン専用ザクというと武装はジャイアントバズだって印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。件の小田版ライデンザクももちろんジャイアントバズを装備していました。というか、そもそもライデンザク=ジャイアントバズというイメージは、あの作例の影響が大きいのかもしれませんね。ライデンザクをキット化したプラモは数あれど、実際にジャイアントバズが付属しているキットって少ないんです。最近になってプラモやフィギュアでも同梱されるようになったぐらいで。もっとも新しいキットであるMGライデンザクver.2.0には最初から同梱されているんですが、そもそも06Rver2.0のキットには三連星用、マツナガ用にもジャイアントバズはついてるんです。

三連星用06Rにジャイアントバズというのはマスターグレード化以降に定着したイメージです。MSV当時のイラストやプラモではF型などと同様のザクバズーカを装備しているのが主流でした。マスターグレード三連星用06Rのボックスアートは、旧1/144キットの印象的だったボックスアートと同じ状況を別アングルから描いたものなんですが、指揮官用のツノありの機体(おそらくガイア機)が持っているバズーカがこっそりザクバズーカからジャイアントバズに変更されてるんですよね。
MSVが発足する以前小田氏が「ハゥトゥビルドガンダム」で製作した作例では、ザクバズーカとジャイアントバズの折衷型のものやマゼラトップ砲を装備していました。この折衷型はモデルグラフィックス氏の作例で再現されていましたね。
でもこの三連星用06R自体、後にドムに引き継がれるカラーリングだという点もあるのか、別にジャイアントバズを持ってても何の違和感も無いというか。ボックスアートの件に関しても「そう言われればそうかも」レベルの話ですよね。
しかしどうでしょう、それにつられてという感じなのか、ver2.0ではマツナガ機もパッケージのイラストや完成見本で堂々とジャイアントバズを担いでるんですよね。商品展開やコンパチ仕様の関係でマツナガ機の商品にもジャイアントバズが同梱されるのはこれまでにも珍しい事ではないと思うんですが、公にここまで堂々と装備させているのは珍しいかもしれないですね。このあたりちょっと違和感をもたれたオールドファンの方って意外と多いんじゃないでしょうか。
まぁ、どうでもいいっちゃどうでもいい話なんですが。マツナガ機だけ装備させるなというのも妙な話ですし。もしかしたらここからまた新たに『マツナガ機にもジャイアントバズ』という図式が定着していくのかもしれません。

1/60ライデン機のキットに話を戻しますと、このキットにもやはりジャイアントバズは同梱されていません。
しかし、上記のようにライデンザク=ジャイアントバズという印象がやはり強い事もありますし、ここで持たせないという手はないでしょう。これを持ってるかもってないかで印象は大きく異なります。無いなら1/60ドムから拝借して持たせてやれば良いのです。ってことで買っちゃいました1/60ドム。
domhako.jpg

買おうと思い立ったは良いものの、意外と売ってないんですよファーストの1/60キットって。1/100までは割とよく再販かかってるんですが、1/60はちょっと探すのに苦労しました。見つけたところで若干プレ値がついてて約3000円。送料まで含めると4000円オーバーでした。箱がデカいので1200円ぐらいかかるんですよね。ザクそのものが1600円だか1800円だかで買った事を思うと、武器だけで二倍以上かかってんじゃんと。まぁ、AFVの世界やガンプラでもB-club製のガレージキットのアップデートパーツを買うとそんな感じだったするので、そういったものを買ったらオマケにドム付いてきた!ぐらいに考えようと思います。

さて、今回はここまで。次回にひっぱります。
次回は実際にジャイアントバズをザク本体に持たせるために行った加工と手首に関して。
(次はもうちょっと早く更新できるようにします)

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オ・ノーレの中の人

Author:オ・ノーレの中の人
さまざまなジャンルやモチーフの模型をそのときの思いつきで節操無く作っております。

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