模型製作報告日誌
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2009.09.12
さてさて、ちょっとここで休んでいた間にコメント欄に戴いていた御質問について解答をしておきたいと思います。

このページやfgで公開している「F-16J 支援戦闘機」(「思ひ出のベイブリッジ」 http://www.fg-site.net/products/18122)に関して、尾翼にマーキングされているイラストが航空自衛隊第6航空団第303飛行隊で使用されている物じゃないのか?という御指摘を戴きました。その通り、実はこの図版はもともとその部隊所属のF15Jで実際に採用されているもので、同1/72キット付属のデカールシートから拝借したものです。この実在の303飛行隊所属のF-15Jがコールサイン「ドラゴン」である事から、書かれているのもドラゴンなんですね。

F16J1.jpg


ただ、これがパトレイバー2の世界となると少し違っていて、件の第303飛行隊のコールサインは「プリースト」、第3航空団第8飛行隊は「ワイバーン」と、実際の2002年当時の状況と様相が違っているんですね。その他、劇中の設定を調べてみると、機種や部隊編成含めて実在のものとは色々と異なっているようなので、パラレルワールド的なものとして、部隊マーキングも然りなのではないだろうと解釈しました。

例の「幻の爆撃」のシーンで登場するコールサインはすべて押井さんが当時ハマっていたゲーム「ウィザードリィ」からの引用で、「ワイバーン」というのは二本足の飛竜、翼竜の事だったりします。
要するに、現実の世界では「ドラゴン」として中部方面隊のF15Jに描かれているマーキングが、パラレルワールドのパトレイバー世界では「ワイバーン」として北部方面隊のF16Jに描かれている・・・という言い訳で採用してみました。

ただ、さらに重大な問題が残っていまして、それはマーキングイラスト中のドラゴンが抱えている「6」の文字なんですよねぇ。これは当然本来は第6航空団を示す「6」なわけですが、第「3」航空団の第「8」飛行隊の機体がなんで「6」のマークをつける必要があるのかと・・・。これは劇中のシステム画面上で確認できるF16Jの各機体番号が「666」、「667」、「668」と「66x」番台である事から「6」を記した・・・と強引にこじつけてみたんですが・・・。いやいや、そもそもそんな事でそんなところに「6」なんて書かねーよと。

実際「ワイバーン」=「ドラゴン」だからちょうど良いな!程度の流用動機で、あとは単なる苦しいこじつけにすぎないので、もうちょっと考慮しておくべきだったなと思います。別の図版を使うか、マーキングをいじって「3」にするとかね。
これはもう「大人はうそつきではないのです。まちがいをするだけなのです…」という事で御勘弁戴ければと。

「666」という数字はヨハネ黙示録でいう獣の数字、悪魔的なものを表す意味で、前作の帆場暎一のIDナンバーなんかにも使われていて、それなりに意味のある数字ではあるんです。
そして、作中においては「666」と書かれた機体が架空のものなのか、実在したのかどうかもホントはよくわかんないんですよね。
ちなみに模型ではそこで「666」の機体番号にしてしまうのも面白くないなという変な気が起こり、「668」という数字をチョイスしているんですが、今思うと敢えてそうする意味がさっぱりわかりませんね。


管理人のみ閲覧可能のコメントで御指摘戴いたのですが、スルーするわけにもいかないので、ちょっと長くなってしまいました。御指摘戴きました「通りすがり」さん、ありがとうございます。
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2009.01.31
F16J1.jpg

映画「機動警察パトレイバー2 the Movie」に登場した航空自衛隊の支援戦闘機F-16J。

劇中では報道特別番組のVTRと、「幻の爆撃」のシーンでその存在が語られる機体です。
北部航空方面隊3空8飛行隊所属コールサイン「ワイバーン」の668番機として製作しました。

同作品中でも人気の高いシーンに登場。
この映画自体、ぼくも人生でも五本の指に入るほど大好きな映画です。
(その辺の思い入れについてはまたいずれ)

ただ、このF-16J。そもそも劇中では柘植のグループが捏造した映像と、バッジシステム上で存在が語られるのみ。最初から最後まで正真正銘のF-16Jというのは画面に一切出てこないんですね。

一体どんな機体だったのか画面では皆目わかりませんが、河森正治氏による設定画が存在し、『パトレイバー2 the Movie 設定資料全集』にそれが掲載されています。

基本的なデザインそのものは映画制作当時にF-16ベースの次期支援戦闘機 (FSX)として開発中だったもので、その後F-2支援戦闘機として現実に配備されています。乱暴にいえば、米軍のF-16を三菱重工がライセンス生産している日本製のF-16といったところでしょうか。

ただ、パラレルワールドであるパトレイバーの世界では「三菱」の代わりに「四菱」という名前になっている(「菱井インダストリー」はその傘下のグループ企業?)ので、このF-16Jも、おそらく「四菱」か「菱井」が生産しているんでしょうね。

F16J12.jpg

この模型はハセガワの1/72 F-2をベースに河森氏の線画にあった情報を盛り込んで改造したもの。ミサイルは同スケールのイタレリのF-16から。カラーリングは不明なので、特徴的なF-2のパターンとの差別化をはかる意味もこめて、F-15Jに準じた、いわゆる「オーソドックスな自衛隊の戦闘機な感じ」にしてみました。
機体番号やマーキングは映画の画面上から読み取れる情報(「ワイバーン」隊は機体番号666、667、668の三機)と、設定画や小説等の資料、そして実際の北部航空方面隊の編成状況を合わせて、なんとな~くで考えつつ、施してみました。
塗装はファレホのアクリルカラーを筆塗りで、ウォッシングやウェザリングは油絵の具とコピックモデラーで仕上げました。

これを作った当時、1/72で飛行機の模型を完成させたのはこれが二度目だったかもしれません。
その前というと、たぶん小学校の頃だったかと・・・。

このF-16Jまでにも航空機らしきもの(モビルスーツの飛行形態とか)に航空モデルの手法を持ち込んで・・・というのはいくつかあったんですけど。まぁ、これも厳密にいうと架空の戦闘機、アニメモデルなんですけどね。

こういうスケールモデルとアニメモデルの境界線上にあるようなモチーフ(現実に存在する乗り物がアニメなどで活躍した等)が大好きなので、エアモデル、カーモデル、AFVと、ジャンルにとらわれず色々とツマミ食いをしています。他にもいくつかあるので、追々紹介していこうかと思っています。
(2005年 製作)

製作に使用したキット、資料など

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ジャンル : 趣味・実用

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Author:オ・ノーレの中の人
さまざまなジャンルやモチーフの模型をそのときの思いつきで節操無く作っております。

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