模型製作報告日誌

スポンサーサイト

--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1/60 MS-06R-2 高機動型ザクII ジョニー・ライデン少佐機 3

2009.12.02
ジョニー・ライデン専用ザク製作記、今回は主に胸部に関して。

mugi1.jpg

前回の時点まで、旧キット特有の肩幅の広さへの対応工作として、腕部の幅詰だけで胸部に関してはタッチしないでおこうという方針だったんですが、幅詰が完了した腕部を胸部にあててバランスを検討してみると、どうもイマイチしっくりこない・・・という事で、結局腕だけでなく胴体側の胸部に関しても少し手を入れてやる方向で方針転換しました。いきあたりばったりやねー。

ザク系キット(だけにも限らないですが)の胸部工作として定番なのが、所謂「ハの字」工作。
モデルグラフィックス誌2009年5月号における岡プロ(岡正信さん)の解説によると『胸部前面ディテールを作り直す事無く胸部を小さく見せる事でキットのプロポーションを矯正するのと同時に、肩をいかり肩にしつつ頭部に近づける事で大河原絵のザクの雰囲気を出すという、一挙両得どころか一石三鳥にも四鳥にもなるお得な改造』とあります。繰り返しになりますが、そもそも旧キットのザク系キットってやたら肩幅(胸+左右肩ブロックの幅)が、80年代当時の感覚からしても広かったんですよね。それだけにこの「ハの字工作」は相当な前から定番工作のひとつとして知られてきました。
この1/60 06Rは一見それほど胸幅の広さは気にならないんですが、岡プロのコメントにある「肩をいかり肩にしつつ頭部に近づける事で大河原絵のザクの雰囲気を出す」点において有効だろうと。結果的にそういうわけです。

でも、そもそも「ハの字」っていうけど、どの角度からみて「ハ」なのか。

例えばこのように
ha1k.jpg
正面から見て「ハ」の場合と

このように
ha2k.jpg
上から見て「ハ」の場合がある。
(ちなみに写真は1/144マインレイヤー)

件の岡プロの記事では前者の「正面から見てハ」という意味で解説されているんですが、後者の「上から見てハ」も有効だったりして、実は記事を書いているライターさんによって同じ「ハの字工作」でも解釈や意味が違う場合があり、全く違う肩アーマーの工作を指してる場合すらある(その事は岡プロの記事でも言及されています)。
実際のところ「正面」からでも「上から」でもそれぞれ同時にやってしまっても効果的なんですよ。少なくとも僕はそう解釈しております。

ただ、1/144の場合は裏技があって、わざわざ「ハの字工作」を施さなくても、1/144ザクタンクの胸部パーツを移植するという手もある。
1/144ザクタンクは頭部の形状がザクキットの決定版といってもいいほど良く出来てるんですが、実は胸パーツに関してもしかり。まぁ、形状に関してはよりフラットなタイプの方が好みという方もいらっしゃいますから、その点に関する評価は分かれるかもしれませんが、横幅に関しては1/144で唯一そのままで完璧な寸法だと思いますね。こいつに06Rやマインレイヤー等のキットからコクピットパネルのT字部分を移植して、さらに腰から上に挿げ替えてやれば良いわけです。

そのザクタンクの頭部と胸部を使用して作ったのが過去のこれ。
2mc zaku11

さて、1/60キットの方に話を戻しますと、今回はもともと正面から見た場合の胸幅がさして気になるほど広いわけではなく、むしろこれ以上詰めるとおかしくなってしまいそうな雰囲気すらあったので、「上から見てハの字工作」のみを実施しています。つまり、正面からみた幅はそのままに、後方へと絞り込むように角度をつけてやる感じで加工を施しました。
尚、この工作を施した事により肩関節の可動は殺す方向に方針転換となりました。

さて、実は今回の時点で既に頭部の電飾工作も完了しています。次回はその辺りに関して解説していく予定です。

コメント
No:31|
 ザク・タンクの頭部形状が秀逸であることは、当時から模型誌において取りざたされていましたが、胸部もしかりだったとは。現在の芳醇なガンプラ環境においてすら不毛分野である1/144フィギュアが付属する点といい、本当に遊べるキットですよね。もうガンプラにおける88mm砲と言ってしまいたい。
2009/12/05 16:16|by ポール・モンキー|ポール・モンキー URL|編集
No:32|
コメントありがとうございます!
「ザクタンク=88mm砲」、まったくその通りです。

実は最近になってEXモデルのマゼラアタック、サムソントレーラー、ヒルドルブ、さらにHGUCザクや陸戦ガンダムの地上戦セットというキットが出ていて、ザクタンク的な1/144フィギュア付きのガンプラっていうのは、いろいろと数が出揃ってきてるんですよ。
こういうのを集めて適当な砂漠ベースを作って並べるだけで、「How to build ガンダム2」の川口さんのアフリカ戦線のジオラマみたいなのが作れてしまうっていう。
そもそもこの手のキットを企画してるのも川口さんみたいなんですけどね。

何故か不思議と1/144スケールよりは有難味が薄いんですけど、MGのキットにも1/100スケールのパイロットフィギュアが付属するのが今は当然になってきてますよね。

昔はガンプラのパッケージに「○○(パイロット)の人形はついてません」って書いてるのがお決まりだったんですが、今はちゃんと付いてるっていう。ファースト当時を思うと感慨深いものがありますね。
2009/12/05 17:06|by オ・ノーレ|オ・ノーレ URL|編集
No:35|
 たしかに、1/100フィギュアは、当時、スケールが比較的近い(あくまでも比較的)1/72や1/76で代用されていた状況を考えれば、もっと珍重されてもいいですよね。
2009/12/07 19:36|by ポール・モンキー|ポール・モンキー URL|編集
No:36|
雑誌作例などの影響もあって、1/100キットに1/76(いわゆるHOスケール)のフィギュアを使うのはガンプラではよくあるんですけど、ウォーカーマシンで使うとなると実はちょっとやっかいなんです。

キットに元々ついてるフィギュアはモールドが溶けた水飴のようになってて、いまいち使い勝手が悪い。そこでやはりプライザー等の出来の良い鉄道模型のフィギュアを使ってやりたいところなんですが、実際1/100とHOスケールは並べて比べてみると大きさに結構落差があるんですよね。まぁ、当然といえば当然なんですけど。

ガンプラだと違和感無く使えちゃったりするんですが、ウォーカーマシンの場合はより生身の人間が肌で触れて扱うようなパーツが外に出ているというか、そういった部分(座席やハッチ、ドア類)が完全に1/100寸法・・・もしかするとさらに小さいつくりになってるので、ダッガーやクラブタイプのようにその手のディテールが目立つキットにHOのフィギュアを用いる場合は、フィギュアの身の丈にあったサイズで完全に作り直してやる必要があるんですよね。そこがちょっと難しいところかなぁと。
2009/12/07 20:57|by オ・ノーレ|オ・ノーレ URL|編集
No:37|
 とりわけ、ウォーカーマシン付属のフィギュアは、1/100としてもやや小さい感がありましたね。劇中の印象から、特に、トラッドやギャロップといった小型(レッグ/ホッグも含めれば中型?)WMにはHO的スケールが適正として、1/72という解釈で川口氏が作製したギャロップとかありませんでしたっけ?
 ただ、このシリーズに付属するジェリ缶やドラム缶といったストラクチュアは、現在においても有用ではないでしょうか。モールドも綺麗だし。
2009/12/09 13:20|by ポール・モンキー|ポール・モンキー URL|編集
No:38|
ドラム缶はウォーカーマシンの巨大さと使用感、生活感を感じさせる対比物として非常に良い味を出してましたね。
一方、アオシマのジグ・マックには何故か日本家屋のミニチュアが付いてました。これも重機動メカの巨大さをわかってもらうための配慮なんでしょうけど、いかんせんジグ・マック自体とてつもなくデカすぎて話にならんというか、そしてなんで日本家屋なのかと。そちらも別の意味で良い味を出してました。

劇中のウォーカーマシンの大きさはかなりアバウトでしたよねぇ。まぁ、大きさに関してはガンダムもマクロスも相当アバウトだったんですけども。
マクロスに関しては近々クァドラン・レアについて記事を書く予定ですので、その辺りも触れたいと思っています。そして、実はHOスケールのフィギュアを使って作ったウォーカーマシン作品もあるので、近いうちにアップさせて戴きますね。
2009/12/10 20:42|by オ・ノーレ|オ・ノーレ URL|編集
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

オ・ノーレの中の人

Author:オ・ノーレの中の人
さまざまなジャンルやモチーフの模型をそのときの思いつきで節操無く作っております。

筆塗り雑食モデラー記。

[fg]のページはこちら
同じく「オ・ノーレ」で登録してます。

ご連絡はこちらまで↓
bystonewell303あっとまーくhotmail.co.jp

FC2カウンター
検索フォーム
最近買ったり買う予定だったり
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。